ダニをもってダニを制す
大雪の予報に、昨晩は夜遅くまでビニールハウスが心配で見に行ってました。
暖房機が正常に動かなければ、ハウスの屋根に積もった雪が溶けずに倒壊する恐れがあります。
朝からそれほど降らずによかったです。
今日は、カブリダニというダニをいちごの葉の上にまきました(^^)
ダニと聞くと悪いイメージばかりですが、このダニたちは農家の味方です!
いちご栽培の中でおそらく最大の課題である "ハダニ"を食べて退治してくれます!
世界で10,000種類のダニがいるそうです。
ハダニは春先になると繁殖力が強く、発生がひどくなるといちごが収穫できなくなります…
他の野菜に比べて農薬の使用回数が多いのも、このハダニ対策のためが大きいです。
ハダニの中にも年々、体に耐性がついてきて、効果のあった農薬も効かなくなってきました。
農薬を使わない、もしくは使用回数を減らすために、カブリダニには活躍を期待しています。
ただし、値段は安くありません。
今日は半分だけカブリダニを入れましたが、それでも新型iphoneが買えるくらいのコストです(^_^;)
ダニに対して複雑な気持ちもありますが、安全性を高めるために必要な投資だと納得しています!